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賛助会員企業リポート 第13回 アイエム電子株式会社

会社概要

企業名:アイエム電子株式会社
所在地:鳥取県鳥取市山城町6-40
代表者:野口 正堅
資本金:4,000万円
従業員:120名
業 種:製造業
電 話:0857-22-1511
FAX:0857-37-1800
URL:http://www.imenet.co.jp/


沿  革


昭和45年10月 昭和45年10月 岩美町に岩美電子工業の名をもって創業
昭和51年 7月 鳥取市にイズミ電子株式会社を設立
昭和53年 9月 鳥取市にアイエム電子株式会社を設立
昭和55年 4月 八頭町にグレース電子株式会社を設立
昭和59年 6月 鳥取市にアイエムエレクトロニクス株式会社を設立
平成 2年 4月 生産技術部門を独立させアイエムエンジニアリング株式会社を設立
平成12年 9月 中国広東省珠海市に艾牧電子(珠海)有限公司を独資にて設米酒立
平成16年 8月 アイエム電子株式会社に国内のグループ会社を経営統合
平成19年 6月 本社工場・岩美工場にてISO/TS16949の認証を取得(DNV)
平成20年 7月 中国工場にてISO/TS16949の認証を取得(DNV)
平成23年 3月 タイ国にてアイエム電子タイランド株式会社を設立
平成26年 2月 タイ工場にてTS16949の認証を取得








企業リポート

 賛助会員企業リポート第13回目は、鳥取市で車載電装部品(電気系統の部品)等を製造されているアイエム電子株式会社を訪問しました。
 車載電装部品の品質で顧客のニーズに応える柔軟かつ高品質なものづくりを行っている会社です。
 そんな同社の、企業としての強みや改善の取り組み、今後の展開などについてお話を伺いました。

企業としての強み

 同社は創業以来、大手電機メーカーとの取引でモーター回路、OA機器のスイッチ等の製造を行っていましたが、これらの商品が海外移管が進む事が想定された事から、1996年、県外の協力関係にあった会社から話を持ちかけられたことをきっかけとして、車載電装部品の製造を開始しました。
以来、車載電装部品の実績を武器として新規の販路開拓を進めた結果、今では、様々な企業からEMS(受託生産)の依頼を受けています。

 同社の強みは、車載電装部品の高品質なものづくり、小回りの利くEMS、実装から組立までの一貫生産、顧客の多様なニーズや発注スタイルに対応できる体制の確保、日本・中国・タイの3拠点での最適品質・コストでの資材調達です。

顧客要望に応えるものづくり

 平成27年度、同社は「変化なくしては進化なし リスクを恐れず果敢に挑戦」を経営方針とし、「”必要な投資”と”知恵を工夫”による積極的な改善活動で顧客の求める安定した品質の確保」及び「組織や仕組みでカバーできる”人に頼りすぎない”ものづくりへの挑戦」を目標に改善活動に取り組んでいます。

 電装部品では、小さな埃やゴミが製品不良のもととなることから、工場は常にクリーンな状態であることが求められます。そこで顧客ニーズに対応したクリーンルームを設置し、異物低減を強化しています。
 また、製品不良の原因となりやすい静電気対策として、ESD(静電気放電)コーディネーター2名の雇用、漏電タイルの設置を行うなど静電気放電の抑制を進めています。


「工場はショールーム」の考えに基づき、工場を見ていただいたお客様に『ここで作ってもらいたい』と思っていただけるよう、日々努力されています。

"人に頼りすぎない”システム作り


トレースシステムを活用し、ヒューマンエラーを防いでいます。
 同社では、完成品ロットから電子部品ロットまで短時間で検索可能なトレーサビリティシステムを運用しています。
材料、フィーダー、装着位置のそれぞれ
にバーコードが取り付けられており、正しい部品が取り付けられているか(誤装着)、部品が検査に合格しているか(工程飛ばし)等の不良品の発生を防ぐこともできます。
 さらに同社では、作業者それぞれにバーコードを割り振っており、指定の教育プログラムを受けた者でなければ、作業ができない等、ヒューマンエラー等を防ぐための取り組みを重ねています。
 また、 同社には、生産指示・進捗状況をリアルタイムで確認できるモニターが設置されており、次に製造するものや現在の進捗状況等について、常に確認することができます。
 オペレーターはハンディーターミナルを持っており、どこにいても進捗等がリアルタイムで把握できるようになっています。

 その他にも、改善事例や品質目標/実績、力量マトリクス等様々なことを「見える化」して掲示しています。

今後の展開について

 ものづくりの中でも、特に実装基板分野は企業の海外進出が進み、国内の受注確保が難しくなっています。その中で受注を確保していくために、品質水準など日々厳しくなる顧客ニーズに確実に対応できるよう製造力のアップに挑戦していきたいと考えておられます。
 また同社は、これまでの実績が認められ、車の心臓部となるEPS(電動パワーステアリングモーター)の基盤製造等も行うようになりました。今後も、リスクを恐れず改善に取り組み、車載部品を主とした高品質の製品づくりと生産品目の拡大を行っていきたいと考えておられます。

 EPS基盤のほか、メーターパネルやバッテリー冷却ファンモーター基盤も製造しています。