この度、IVI地域アワード2022において、アロー産業株式会社様が最優秀賞、株式会社明治製作所様が奨励賞を受賞されました。本アワードは、IVI(一般社団法人インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ)が2016~2022年度に実施したIVI地域セミナー参加企業を対象に、応募のあった中で審査を行い、優れた取り組みを表彰するものです。
当財団では、スマートものづくりエキスパート育成スクールを開講し、IVI地域セミナーをIoT改善手法講座として活用しており、この度受賞された2社も当スクールを受講いただいています。
(お問い合わせ先)経営支援部経営支援グループ 電話:0857-52-6702
【最優秀賞】 アロー産業株式会社 様
テーマ名:「IoTセンサおよび機械学習を用いた装置メンテナンス最適化への取り組み」
受賞理由:勘と経験に基づく現場の作業を、様々なデータを分析することでモデル化し、未来予測にチャレンジした優れた事例として高く評価しました。pythonで独自実装をされており、センサデータのくせを検証するなどの詳細の取組もよく、今後の実際の活用や効果が期待できます。
アロー産業株式会社 代表取締役 矢谷賢司 様のコメント
この度は、多くの方々にご支援いただき、誠にありがとうございます。おかげさまで、IVI地域アワード2022の最優秀賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。自動化やAI導入に関してはまだ初歩の段階ではありますが、この受賞を機に、更なる品質改善や作業効率の向上を目指し、IoT導入を進めていくつもりです。今後とも皆様のご支援を賜りながら、この取り組みを発展させていきたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
【奨励賞】 株式会社明治製作所 様
テーマ名:「設備稼働状態の取得と表示 ~信号灯監視システムの検証~」
受賞理由:課題を1つずつ着実に検討・解決していく取り組み方が評価できます。入手性や価格、汎用性を考慮して、単純にシステムを購入するだけでなく、独自で作られているところがよい事例です。今後のデータの活用や、データ取得範囲の拡張、今後のシステム統合などを期待しています。
◎IVI(一般社団法人インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ)について
IoT時代におけるモノづくりとITの融合によって可能となる“つながる”モノづくりを、“ゆるやかな標準”というコンセプトをもとに実現することを目的として2015年6月18日に設立された製造業を中心としたフォーラムです。IHI、オムロン、神戸製鋼所、今野製作所、CKD、ジェイテクト、東芝、日本電気、パナソニックホールディングス、日立製作所、ブラザー工業、武州工業、富士通、ベッコフオートメーション、マツダ、三菱電機、安川電機など国内外で233社・団体、613名が参加しています。(正会員:大企業69社、中小企業77社、サポート会員:大企業21社、中小企業48社、実装会員:8社、賛助会員:9団体、2023年2月21日現在)
⇒IVI地域セミナーについて https://iv-i.org/regional_seminar/