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マヒドンとっとりイノベーション(MTI) サテライト開所式を開催しました

 この度、医療機器の研究・開発に力を入れているタイ王国マヒドン大学と(公財)鳥取県産業振興機構は、機構本部2階にマヒドンとっとりイノベーション(MTI)サテライトを開設しました。本サテライトはマヒドン大学と県内企業の医工連携の推進拠点として活用を進めていきます。

 令和7年8月29日(金)の開所式にはマヒドン大学工学部 准教授 チャクリット・スッタゴーン 様、来賓として鳥取大学 理事・副学長 景山 誠二 様、中国経済産業局長 林 揚哲 様をお迎えしました。チャクリット様より開設に際して「マヒドン大学は日本でも有名な大学、自治体と連携していますが、鳥取県は特別な存在です。県内の中小企業は素晴らしい技術を持つ企業が多く、また、我々との連携に対しても前向きでとても魅力的です。今回の取り組みはタイの中でも産学連携の良いモデルケースになりそうです。」とのお言葉をいただきました。

 また、前日の28日(木)に行った調印式ではマヒドン大学 工学部長 タナパット・ワニチャノン様と当機構 岡村理事長がサテライト活用に関する書面に調印しました。タナパット様からは「今後、鳥取県内企業との協力関係が持続的に発展していくために、今回のサテライトの開設は大きなインパクトを与えることになると思います。我々は医療機器研究・開発に対して知識はありますが、その実現には産業の役割がとても重要で、産学連携は必要不可欠です。今後も着実且つ、持続的に連携が発展していくことを願っています。」とのお言葉をいただきました。

 なお、本サテライトには今回2週間程度マヒドン大学工学部 博士 ナンティダー・ニンラフット様が駐在し、県内企業視察、連携可能性調査等を行います。今後も同様にマヒドン大学の関係者の方が定期的に駐在し、県内企業との医療機器の共同研究・開発の実現に向けた活動を行います。今後も当機構はマヒドン大学と県内企業の橋渡し的な役割を担ってまいります

 本件に関するお問い合わせはSBIR実験室 河本(0857-52-3011)までご連絡ください。

※今回の取り組みは当機構の「社会実装ビジネス創出プラットフォーム構築事業」の一環で実施しています。

サテライト看板前での記念撮影(右から林局長、景山副学長、
ナンティダー博士、チャクリット准教授、岡村理事長)
調印式の様子(左からチャクリット准教授、タナパット工学部長、岡村理事長、県 商工労働部 佐々木経済産業振興監)