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韓国「江原医療機器展示会(GMES2024)」に出展しました

令和6年9月5~6日の2日間に韓国江原特別自治道の原州市で開催された「江原医療機器展示会(GMES2024)」に鳥取県ブースを設置し、初参加の2社を含む県内企業4社の支援を行いました。
 
■「江原医療機器展示会(GMES2024)」とは
 財団法人原州(ウォンジュ)医療機器テクノバレー(WMIT)が主催する、医療機器関連の展示会です。第20回目の節目となる同展示会場には。134社が149のブースを設け、県内企業4社を含む鳥取県産業振興機構ブースも出展しました。
 盛大に開催された開会式では、今年の8月に第9代院長に就任されたハン・ジョンヒョン院長の開会宣言の後、江原道特別自治道キム・ジンテ知事の挨拶も行われました。

※ (公財)鳥取県産業振興機構と(財)原州医療機器テクノバレーは、医療機器及び関連産業分野の交流について2016年に協定を締結し、企業間交流や商談会、展示会出展等、積極的な協力関係を築いています。
※ 原州市に形成された医療機器の産業クラスターはここ数年で急速に発展し、現在は170社が集結しています。まさに「韓国のシリコンバレー」と称される所以です。

■展示ブース/商談会の様子
 初参加企業2社を含む4社が出展しました。また、別室で行われた韓国医療機器ベンチャー企業との商談会では11件の商談が実施され、共同開発案件などを含め、10件が継続案件となりました。

また、韓国企業と県内企業の間で、技術交流協力を通じた地域産業技術の強化及び国際競争力を持つ製品開発のための覚書を4件締結しました。

■体験ブースへの出展
 今回、初めての取組として、展示会場の体験ブースの一角に、株式会社ワールドウィングエンタープライズのトレーニングマシン2台とビモロシューズ100足を設置しました。韓国企業を始め海外バイヤーの関心も高く、シューズの購入希望者も多くおられました。今後、介護・リハビリを新規ターゲットと位置付ける同社にとって、体験を通じた市場の生の声やニーズの把握できたことは大きな成果となりました。

■来年度に向けて
 当機構はWMITとの交流を始めて10年の節目を迎えました。原州市は医療機器だけでなく介護分野或いは自動車産業関連にも広く裾野を広げていきたい考えです。交流の中で毎年得られる「気付き」「刺激」を来年度以降、少しでも多くの皆様と共有していきたいと考えています。来年度も是非よろしくお願いいたします。