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第32回中国地域ニュービジネス大賞
当機構賛助会員企業5社が受賞

 一般社団法人中国地域ニュービジネス協議会が令和6年6月4日、「第32回中国地域ニュービジネス大賞」の表彰式を広島市内で行い、受賞企業9社のうち当機構賛助会員企業5社が優秀賞と特別賞を受賞しました。
 同大賞は、中国地域のニュービジネスの育成と振興を図ることを目的として、中国地域において独創的かつ市場性のあるニュービジネスを展開している企業に対し表彰するものです。

〇〈優秀賞〉株式会社角屋食品(境港市/代表取締役 角谷直樹氏)

「アジフライカンパニーの競争戦略」

【中央が角谷社長】

<(株)角屋食品 角谷社長のコメント>

 私たちの商売は厳密にはニュービジネスではありません。当社はありふれた食品の一つであるアジフライを製造している会社です。物価やエネルギー、人件費の高騰に加え、人手不足が慢性的に続くなど、年々経営環境が厳しさを増す中、当社はアジフライに特化し成長を続けてまいりました。その原動力が『競争戦略』だと思っています。戦略を考え、実行し、検証を重ね、一つ一つ他社との「違い」を積み重ねてきました。その過程において生まれ、磨かれたマーケティングや研究開発など、他の水産加工会社には見られない特徴的な取り組みを、ニュービジネス大賞の選考審査でご評価いただいたものと思います。このことはAIやロボットのような新技術による事業創造と同じくらい、地道で当たり前と思えるような他社との差別化を着実に実践していくことが重要であると、中国地域ニュービジネス協議会もお考えであることを示唆しているのではないでしょうか。この度の優秀賞受賞を通じて当社を知っていただけた方々の中に、競争戦略やその学びの重要性に気づかれた方が一人でもいらっしゃるとすれば、これほどの喜びはありません。

【中央が木村社長】

〇〈特別賞〉オロル株式会社(鳥取市/代表取締役 木下淳之氏)

「ステンレスをカラーに発色させるオンリーワン技術」

【右が尾崎営業統括部長】

<オロル(株) 木下社長のコメント> 

この度の特別賞受賞は、鳥取県、鳥取市及び、鳥取県産業振興機構・鳥取県産業技術センター・広島大学・電気通信大学・産総研の関係者の皆様のご支援、ご協力による成果が一つの形となり社員一同喜んでいます。
 ORORU処理は世界初の特許技術、表面皮膜の厚みを高度にコントロールすることで豊かな色表現を可能にしました。耐食性や抗ウイルス、抗アレルギー効果も付加することができ、製品の価値が飛躍的に向上します。一方SDGs視点ではリサイクル時に剥離作業が不要なためCO2が出ず非常に環境にやさしく、さらにコストメリットも大きいというのもこの技術の特長です。
 また、新たに開発したHYDRORU処理は、水素プラントの長年の命題であった水素脆化を表面処理によって大幅に軽減できる技術です。
 最後に弊社HPに掲載しているORORU処理(発色)の優れたポイント、水素関連のHYDRORU処理でのガスバリア性向上も是非ご覧下さい。

【中央が藤森社長】

〇〈特別賞〉株式会社フジタ(岩美町/代表取締役 藤田豊博氏)

「減災対応した失敗しない屋上緑化システム(Fujita緑化システム)」

【中央が藤田社長】

<(株)フジタ 藤田社長コメント> 

この度、中国地域ニュービジネス大賞で特別賞を受賞出来ました。弊社の減災対応した失敗しない緑化システム(Fujita緑化システム)は、地球温暖化対策の一環として緑化事業で少しでも異常気象が無くなるよう、尽力いたしますので今後とも宜しくお願い致します。鳥取県産業振興機構の皆様のご支援ご指導があっての受賞です、改めましてお礼申し上げます。

【右が松村営業部長】

〇〈特別賞〉北溟産業有限会社(倉吉市/代表取締役社長 中川優広氏)

「放置竹林から環境サスティナブルな素材を創造する」

【中央が中川社長】

<北溟産業(有) 中川社長コメント>

 この度は、栄誉ある特別賞を頂戴し、誠に光栄に感じております。また、鳥取県産業振興機構様におかれましては、弊社の竹関連事業については計画当初から多大なお力添えを頂きましたことに深く感謝申し上げます。この受賞を励みとし、「創造と発想、実行と実現」を理念に、これからも社員一丸となって地域のサスティナビリティに貢献できる事業の発展に努めてまいります。

〇〈特別賞〉有限会社WEST(鳥取市/代表取締役 大野 憲一氏)

「素材生産業の安全性向上と低価格化による林業活性」

【右が中嶋営業部長】

<(有)WEST 大野社長コメント>

 当社は「林業から労働災害を削減する、安全・安価な機械作り」を念頭に安全安心な作業が出来る環境整備と機械化の低コストを目指して事業を進めてきました。モノづくり経験がない中で、鳥取県産業振興機構様にご支援・ご指導をいただき、油圧モーターを使用しない、旋回をブレーキ制御する「グリップる®」、そして「アームウインチま~たん®」の開発・事業化へとつながることができ、そして今回の受賞では当社の取り組みや技術を評価いただくことができました。
 今後は鳥取県の機械メーカーとして地方創生の起爆剤になればと思っております。さらに驚くような製品を視野に頑張って参ります。