うめちゃんを≠ィ使いのお客様へ

年末頃になると

 梅の実は、そのままにしていただいて結構です。焼酎で漬けた場合には、入れたままにしておきますと、種の部分から苦みが出て参りますが、梅ちゃんで漬けた場合は、苦味が出てこない、出ても殆ど分からないです。

容器の底に、氷砂糖がまだ少し残っているようでしたら、もう少しおいていただいた方が良いでしょう。
梅ちゃん≠ナ漬けた梅酒は梅の種類、果実の熟し程度、保管状態(保管温度、撹拌)、砂糖の量、種類・・・等々色々な条件によって多少違いがございます。
下の写真は私どもの自家用で漬けたものです。梅は湯梨浜町の『「野花梅(のきょう・うめ)」の完熟を使いました。8リットル容器に梅2kg、梅ちゃん3.6リットル、氷砂糖1.6kg入れたものです。




「左」 通常のままの状態で、梅の上側には梅のエキスが出ている。底には氷砂糖がまだ残っている。

「右」 左をかき混ぜた後。全体が均一になっているが、エキスが出て糖分が充分にしみ込んだ梅が底に下がっている           
お客様のお手元の梅酒をご覧頂いて、氷砂糖が溶けずに残っている場合は、中をかき混ぜて頂くと早く溶けます。出来ればフタをしたまま瓶を斜めにして、回すように揺するとよいでしょう。もし無理なようでしたら、フタを開けて中をかき回してください。その場合は特に手指をきれいにして、器具も清潔(充分に洗浄する程度でもOK)にしたものをお使いください。

皆様のお漬けになった梅酒でなにかお感じになったことやご質問、ご提案などがございましたら頂戴したく存じます。
昨年までにお漬け頂いたかたのご感想の中で気が付いたことを上げますと、下記のような点がありました。
@ 梅酒がにごった・・・・・・梅を洗わないで漬けた。
A 何となく美味しくない・・・砂糖の分量を減らしすぎた。
B 実が堅くて美味しくない・・熟し程度が足りない梅を使った(ようだ)。
C 氷砂糖がいつまでも溶けない・・冷蔵庫で貯蔵していた。但し、容器が大きいほど溶けにくいです。
D 臭いが変だ・・・・・・・・前年に「らっきょう」を漬けるのに使った容器に入れた。

対策としては、
@ 容器全体を湯煎に掛けて、温度を65度程度まで一度上げて殺菌してください。また、途中で何回もフタを開けないでください。
A 砂糖を追加してみて下さい。目安としては、梅1kgに砂糖全部で800gから1kgが適当かと思われますので、最初に使った量に不足分を加えてみてください。
B これについては今回の救済策はまだ見つけていません。ご存知の方がおられましたら是非教えてください。私どもの経験上、青梅よりむしろ梅干し用の多少熟度の進んだ黄色みがかった梅の方が、香り、味ともに豊かになるように感じています。
C 保管は冷蔵庫ではなく、通常の室温の場所で結構です。直射日光はお避けください。
D 容器をご使用前に臭い等を確認してください。らっきょうの臭いは独特で、容器を洗ってもなかなか落ちません。ガラス容器でもそうですが、タッパーウエア等の樹脂系のものなら尚更です。

 梅の持つ有機酸の代表として、クエン酸は、健康にはすぐれた働きがあります。疲労回復、胃腸の働きを良くする、殺菌作用、体の代謝を活発にして疲労を回復する、自然治癒力を高める、血液をきれいにする、便秘や肥満を予防する、などの働きが知られています。
 また、「うめちゃん」は清酒ですので、アミノ酸も沢山含まれております。また清酒にはウロキナーゼという血栓を溶かす酵素も含まれており、それらの点においても適度にお召し上がり頂くとよろしいです。
 どうぞ皆様のご健康に梅ちゃん≠フ梅酒がお役に立てますよう、そして皆様のますますのご健勝をお祈り申し上げます。


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