テーブルタップ
テーブルタップは簡単に差し込み口を増やすことができて随分便利です。しか
し、テーブルタップは補助的に使用するものです。使用する電気器具が増えてき
たら、差し込みコンセントを増設しましょう。
電気火災
私たちの身の回りには電気製品がふえて、生活が便利になる反面、電気によ
る火災の心配もふえてきます。電気火災には、電気ストーブなど元々熱を出す
電気器具に燃えやすいものが触れて出火する外に、電気器具自体から出火す
る場合があります。例えば、電気器具の使い過ぎによって配線コードに過電流
が流れて発熱し、出火することなどです。
私たちは普段、何気なく電気器具をコンセントに差し込んで使っていますが、
使い方を誤るとある日突然焦げたり、火を吹くことになりかねません。

テーブルタップ
私たちはコンセントやテーブルタップには差し込み口の数だけ電気器具を使え
ると思いがちです。しかし、コンセントやテーブルタップにはそれぞれ使える限度
があります。この安全に使える限度のことを最大許容電流といいますが、この値
を超えて電気を使用することは大変危険です。
使用したい電気器具が増えてきますと、部屋のコンセントの数が足りなくなりま
す。そのときテーブルタップを使って受け口を増やすのは危険です。テーブルタ
ップは受け口を増やすためのものではありません。電気器具を使う前に、コンセ
ントからの距離が遠いときなどに臨時に使用する器具です。ですから、テーブル
タップで多くの器具を使用すると許容電流を超えてしまいます。
コードの許容電流
テーブルタップのコードは普通、断面積が1.25mm2の撚銅線が使われてお
り、その許容電流は12Aです。ですから、例えば図のようにオーブントースター
(700W)、電気ジャーポット(600W)、電子ジャー炊飯器(600W)をテーブル
タップに差し込んで、同時に使用すると流れる電流は19Aになり、過負荷になり
ます。しばらくすると導体が発熱して被覆が熱くなりますが、ブレーカーの定格電
流(遮断する電流)は普通20Aですから、ブレーカーは動作しません。それでこ
の状態が続くと火災に至る心配があるのです。

たこ足配線
このような使い方をたこ足配線といいます。たこ足配線は大変危険です。使用
する器具がふえたら差し込みコンセントを増設して電気は安全に使いましょう。

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