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賛助会員企業リポート 第16回 株式会社丸綜

会社概要

企業名:株式会社丸綜
所在地:鳥取県米子市淀江町佐陀1284-1
代表者:磯田 克典
資本金:1,000万円
従業員:35名
業 種:卸売業、食品加工業
電 話:0859-56-2600
FAX:0859-39-4018
URL:http://marso.sanin.jp/


沿  革


昭和42年 6月 現社長が個人商店を開業
昭和45年 7月 法人に改組、株式会社米子綜合食品開発商事を設立
昭和47年10月 韓国での現地生産、国内輸入業務を開始
昭和53年 4月 株式会社松江丸綜を設立
昭和57年 5月 株式会社出雲丸綜を設立
平成 元年  4月 株式会社米子丸綜を設立
平成 7年 10月 組織を合併し株式会社丸綜へ社名変更。
         新社屋と低温配送センター(冷凍・冷蔵庫、加工場)竣工し、
         本社移転(米子市淀江町佐陀1284-1)
現在に至る


企業リポート

 賛助会員企業リポート第16回目は、米子市で水産加工品の製造・販売を営んでいる株式会社丸綜をご紹介します。
 天然本まぐろと糀、天日塩でつくる無添加のまぐろ魚醤を中心にこだわりの安心・安全な水産加工品を製造している会社です。
 同社に商品の特徴や今後の取り組み内容や今後の展開などについてお話を伺いました。

同社商品について

「天然まぐろ魚醤 ぎょ」少量を料理に加えるだけで旨味・風味が加わります。
 同社では、ちりめんじゃこやにぼし、焼きサバ等の地元素材にこだわった水産加工品の製造販売をしています。中でも、製造・販売に力を入れているのは鳥取県産業技術センターや水産業者との連携で生まれた「天然まぐろ魚醤 ぎょ」です。
 これは、境港で水揚げされる本まぐろの内臓を発酵させた調味料で、他の魚醤に比べうまみ成分が非常に多く含まれています。魚を原材料とした調味料であるタイの「ナンプラー」と比べると、旨味成分である各種アミノ酸は3倍も多く含まれています。
 このまぐろ魚醤は、大手コンビニでからあげの味付け調味料としても使われ、鳥取エリアにおいて期間限定で販売されました。販売期間が終了した後も、エリアを拡大して再販されるなど大変好評をいただきました。

まぐろ魚醤の開発について

 まぐろ魚醤を開発する発端となったのは、マグロ内臓の大量破棄です。

 鳥取県境港市の境港漁港は、クロマグロの水揚げが盛んな漁港ですが、大量に出るまぐろの内臓の処分については大きな課題となっていました。
 そのような中、鳥取県産業技術センター食品開発研究所が魚醤の基礎研究を行っていることを知った同社は、産業技術センターと共同で商品化・事業化に向け取り組むこととなり、6年の歳月をかけ商品化しました。
 「魚醤」という名前から魚臭いイメージを持ちますが、同社の魚醤は、麹をたっぷりと使っており魚臭さがほとんどありません。また、安心安全な商品づくりのこだわりから、保存料などを一切使わない無添加の商品となっています。

 まぐろ魚醤は、まぐろの漁期である6月から8月に仕込みを行います。新鮮なまぐろの内臓に麹と天日塩を加え、1年3ヵ月から3年の時間をかけて発酵・熟成します。発酵を進めるとタンパク質が分解され、グルタミン酸などの旨味成分が精製されます。

ある程度発酵が進んだ魚醤は冷凍庫に移し、氷温帯でさらに熟成を進めます。

魚醤で味付けした色々な種類の魚を味わうことができます
 また、魚醤の利用を進めるため、地元料理研究家が監修した料理レシピ冊子を作成したり、魚醤で味付けしたサバや沖ギス、ヤマガレイ等の冷凍品を製造するなどし、手軽に魚醤の旨味を味わえるよう工夫しています。

今後の展開について

 同社は、安全安心な商品づくりを続けるとともに、健康成分を多く含む同社製品の特徴を生かして、体の弱い方や子供などに食べていただけるよう、給食や介護施設などへの販路開拓を進めていきたいと考えています。