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賛助会員企業リポート 第2回 大宝工業株式会社関西カンパニー鳥取工場

会社概要

企業名:大宝工業株式会社関西カンパニー
    鳥取工場

所在地:鳥取県鳥取市高住158番地

電 話:0857-28-0162

FAX:0857-28-6219

URL:http://www.daiho-hq.com/


沿  革

昭和12年3月 大宝商会を創立。電気絶縁材料の販売を開始。
昭和15年 大宝樹脂工業(有)を別に設立し、合成樹脂成型品を製造開始。
昭和19年 大宝工業(株)会社に改組。
昭和26年 射出成型部門開始。
昭和35年 大型成形機を増設し、大阪府守口市に淀川工場を建設。
昭和42年5月 鳥取大宝工業(株)を設立、鳥取工場を建設。
昭和63年 (株)大日金型製作所と資本提携。
平成10年 関西事業部を分社し、大宝関西(株)を設立。
平成15年 大宝関西(株)河野工場が操業開始。
平成18年 大宝関西(株)本社・湖南工場操業開始。
平成21年 大宝関西(株)上海駐在事務所開設。
平成25年 大宝関東(株)、大宝関西(株)を大宝工業株に吸収合併し、関東カンパニー、関西カンパニーとする。




企業リポート

工場内風景、商品紹介

 賛助会員企業リポート第2回目は、鳥取市で昭和42年からプラスチック・紙の射出成型を営む大宝工業株式会社関西カンパニー鳥取工場を訪問し、改善活動や独自技術についてお話を伺いました。
 継続して行われる改善活動は、企業活動を行う上での大きな基盤となっています。


企業の強み

 大宝工業グループは、『企業は人なり』…会社は社員で決まる!の基本思想のもと、「社員教育は日常業務に優先する」と全社をあげて真剣に取り組んでおり、社員の能力アップを目的とした『三つのプロジェクト』を継続実行しています。

 その内容は、
(1)標準化の物づくり(物づくりで同業他社に勝たなければ、生き残れない)
(2)5Sに社運を(品質は経営を左右する。品質は整理整頓と言っても過言ではない)
(3)小集団活動(全社員のレベルを向上させなければ21世紀も成長できる良い会社になれない)
 であり、全社員による清掃活動、標準化会議といった活動などを通じて、日々、熱心に社員教育を行っています。
 小集団活動は、海外を含めた大宝グループ全ての工場で行われており、各工場の活動成果を競う全国大会も毎年開催されています。これにより、各工場において切磋琢磨する環境が生まれています。

 また、安全の確保のため、毎月21日を安全の日と定め、早朝の挨拶、総合朝礼による啓蒙、安全委員会による安全パトロールを実施しています。こういった日々の活動により、同社はこの度5年間無災害を達成しました。現在は、現在は10年に向けて更なる改善活動を行っています。

 さらに、金型から製品までグループ内で一気通貫の物づくりが可能であり、コストの低減、品質管理、また技術の漏えいを防ぐ意味でも企業の強みの一つとなっています。

継続的な改善活動


KAIZEN通り

 同社では、「継続は力なり」の経営スローガンを体現するように10年以上、事業が苦しい時にも継続して改善活動を行ってきました。こうして、長年改善活動を続けたことが、他社に負けない強みの一つになっています。

 現在でも、23名の従業員で、毎月平均50件程度、年間で600件程度の改善提案がされています。提案された内容は、工場内の通路(KAIZEN通り)掲示板に掲載され、社員全員が改善活動に取り組む姿を確認することができます。


 三つのプロジェクトを中心とした社員教育を行い、改善活動に繋げています。  5Sの徹底や、小集団活動により、改善活動を促すとともに従業員1人1人のレベルアップを図っています。  安全の確保のため、毎月21日を安全の日として資料を配布したり、工場のパトロールを行っています。

PIM技術を活用した商品開発

PIM技術を活用した商品
 同社は、20年前にプラスチック成形に変わる成形材料の開発に着手し、独自のエコ技術であるPIM(パルプ射出成形)技術を研究・開発しました。この技術は、パルプとデンプンを用いた成形材料を射出成型し、3次元立体構造物を実現する新技術です。これは、従来の技術に比べ、精度の高い商品づくりを可能とするとともに、製造に掛かる時間も短縮でき、また、完成した製品は100%紙製品となるため、リサイクル性の高い、環境に優しい製品となります。
 例えば、同技術を紙製フラットファイルの綴じ具に活用し、綴じ具を含めて100%紙製の商品を製造することが可能になった例もあります。
 その他にも、医療用アンプルケースや民芸品の素体など、素材の利点を活かした様々な商品を開発しています。
 同社は、この技術をアピールすることで、更なる技術の活用・利点を生かした商品開発を進めたいと考えています。

新たな分野へ向けた取り組み

 県内産業構造の変化により、かつて大半を占めた県内企業からの受注も、大幅に減退しました。このような状況の中、この地で生き残っていくためにはどのような活動をすべきかを考え、鳥取大学との産官学連携による新たな商品の開発や医療分野等新たな事業領域への参入などの取り組みを進めています。